使用者の都合に合わせて日にちを確定可能な単身引越しのメリットを生かして

これらの串はすでに一ドル/一〇〇円時代の競争力を身に付けており、もはや「過剰」という印象は見当たらない。巨大な体躯にもかかわらず、トヨタの身のこなしの速さには驚くべきものがある。世界がトヨタを恐れる大きな理由のひとつがここにある。
 それはさておいて、とにかく「日本式過剰」は日本市場だけでなく、アメリカ市場でもヨーロッパ市場でも、多くのユーザーが柏手で受け入れた。とくに価格競争力のある時はそうだった。いわば、過剰は日本車の特徴であり、魅力だったのである。その過剰を強力な武器にして世界の市場に浸透してゆき、大きな成功を手にすることができたのだ。
 成功体験を引きずることによる失敗が無数にくり返されることは、歴史がはっきり証明している。結果を責めることは簡単だが、先を確実に読める人などいないということだ。アメリカにしても成功体験の蜜の味から抜け出し、新しい歩みを始めるまでに二〇年もの歳月を費やしている。